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人権教育推進大会を開催

社会や学校において、差別的な事象が起きないように人権教育が進められているが、なお一層の啓発が必要となっている。性的差別、経済的差別、いじめなど多くの複雑な事例が起こり、どのように接するか悩む人もいる。このような問題を少しでも解決しようと宇部市および学校関係者を来賓に招き、3年ぶりに推進大会を開催した。講演の講師は、市内在住で先天性視覚障害(全盲)の西村和幸氏で、「人生前向き~ありのままの自分を受け入れて~」と題して行った。講演会の中で、幼少から受けてきた差別に対して、両親をはじめ周囲の支えにより打ち克ってきた体験を熱っぽく語り、トークの前後にはギターを抱えて歌を熱唱するなど、会場を埋めた70名近くの参加者の心を感動させる1時間半であった。